Project activities

日曜建築家協会の活動状況

日曜建築家協会の活動状況 現在毎月第2日曜日午後2時より日曜建築家協会事務局にて月例会を行っております。アクティブ会員がテーマを持ちより、前月の活動及び当月の活動予定について報告し討議を行っています。
事務局のイツキ・ユウ専務理事も参加してコメントやサゼスチョン、求めに応じてアドバイスなどをしています。
既刊「日曜建築家―デザインの扉―」に引き続きイツキ・ユウ著の第二の矢「続・日曜建築家―デザインの翼―」の執筆が進んでいます。
書き下ろしの原稿を毎週末ブログにて一章ずつ発表しています。

http://ameblo.jp/sundayarchitect/

建築家と建築士

まず建築家と建築士の違いをご説明しましょう。建築家はアーキテクトの翻訳語で当初は建築士と言っていたのが後になって法制度としての建築士の資格が制定されてから、その法定の建築士の概念がアーキテクトと大きくかけ離れていたために、建築家と改めたのだと言われております。我が国では建築教育は理工系の教育機関で学びますので建築家は技術者と認識されていますが、アーキテクトは単に技術だけでなく多分にアートの要素が強く、更に社会全般に対する文化の担い手としての責務と期待を負う存在なのです。

日曜建築家の活動について

建築家の主な仕事は建築の設計です。設計とは概ね図面を画くことですがそれ以上にその者の責任において建築を作ること、詰まり法律的にも社会的にも芸術的にも文化的にも責任を持つことです。経済的な責任だけは建築主が負います。ここで法律的に責任を負う資格として建築士が存在します。日曜建築家が建築を設計するときに一つ障害があるとすればこの建築士の資格があるかどうかです。建築士の資格無しに建築を設計するにはどうしたらよいか。当協会に入会する動機として人それぞれ目標があって結構ですが、メニューの一つとして自邸を設計して建てると言う目標があります。そのために必要な資質能力を培いいよいよ実現の運びとなったときには技術的、法律的な後ろ盾となって支援する存在として日曜建築家協会があります。また自宅に限らずガレージや茶室などの付属屋、門塀庭園などの外構、また自社ビルやオーナー店舗などあくまで自己所有に限りますが、(他人のために報酬を受けてやるのは平日建築家の仕事ですから)自らの目標を立ててチャレンジして下さい。ここで言う建築の設計とはもちろん施工をして現実の建物として実現することを前提とした設計であって設計図の段階にとどまって仮想疑似体験をする設計ごっこではありません。しかし実際建物を建築するとなりますと費用がかなりかかりますので設計の段階までで建築家の気分を味わいたいという参加の仕方でも結構ですし、文化教養講座として建築を中心とする空間造形や生活環境を形成する理念や方法について見聞を広め、深めるだけでも大いに有益です。
日曜建築家とは何か。何を目指すのかについては、当協会発行による「 日曜建築家-デザインの扉- 」 の購読をお勧めします
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